調査・研究

2012-09-26

こんにちは、B4野口です。なんとか卒論中間発表という修羅場を乗り越えることができました。本発表に向けてまた努力していく所存であります。

さて、今回は、先日(8月31日~9月5日)行われた新潟と佐渡二本立て調査のうち、4、5日の佐渡相川外観調査の方を報告させていただきます。

9月3日の調査の後、赤泊班と相川班の2班に分かれ各宿へ向かいました。連日の調査と夜のカードゲーム大会でぐったりしており、皆若干テンション低めでこの日ばかりは翌日の打ち合わせをして早めに就寝しました。自分は思わぬ居心地の良さで押し入れの中で寝ました。まさにドラ〇もん。

というわけで調査ですが、4日午前中は班全員でA家にお邪魔して立面図と各部詳細図をとらせていただきました。想像以上にとてつもない大きさの住宅で皆度胆を抜かれました。写真を撮り忘れてしまっており一部もお見せできないのは残念です...。

4日午後は各自担当の家々に散らばって図面をとりました。自分はB家の詳細図をとっていたのですが、なんとその最中に雨が!「しばらくしたら止むだろう」と思い、少し待機していると雨があがったので再度調査開始!...と思いきや!!また雨が!というのを何回か繰り返した後、本格的に雨が降り始め調査は中止に。図面はなんとか死守しましたが、鞄や服はびしょ濡れになりました。



雨に待ちぼうけの面々。
「バシャバシャ」という音が似合うような天候でした。
なぜか雨具無しで自転車で駆け抜ける若者もいました。
しかも目の前の道を行ったり来たり。

旅館「新ふじ」から。

雨が止みそうもないので仕方なく旅館に戻ったのですが、いざ旅館に着いてみるとご覧のような(右図)見事な夕日が...。天候だけは何ともなりませんね。
その後夕飯なわけですが、前日に判明した自分の食べ物の好き嫌いを皆様嬉々としていじくってくれました。ふふふふ...。夜は恒例のカードゲーム大会となりポーカーやら七並べやらに興じておりました。
5日は調査の最終日ですが、自分と今井君は朝食に寝坊するという失態を犯してしまいました。
調査開始を早めに設定し、まず前日の途中終了分を終わらせることになりました。反省...。

蜂。

そのあと再度別の家屋に散らばり調査となりました。自分は陳さんと共にC家の立面図と詳細図をとりました。調査中は妙に蜂がよく飛び回っていました。

とか思っていたら隣家の軒下には蜂の巣が!スズメバチっぽい!?ただ暑くて動く気がないのかモゾモゾしているだけでした。

(飛び回っていたのは別の蜂かと思われます、多分...)



空港に無事着地後のパイロットの方のサイン。すごくかっこいい!

 調査も終わり、散らばっていた面々も集合し、一路佐渡空港へ。久しぶりの小型飛行機でしたが、今回は前回よりもあまり揺れなかったです。ですが、コックピットのすぐ後ろだったので目の前の機器が非常に興味深かったです。後ろの他メンバーはぐったりしていました。
 そして、新潟空港で赤泊班と合流し、お土産を買ったり、山本さんに頂いた烏賊を食べたりしつつ待機し、飛行機へ。
全メンバー無事に京都に帰還しました。
最後に、調査にご協力いただいた住民の方々、調査の手続などを助けていただいた若林さん、色々とご指導やご助力いただいた山本さん、本当にありがとうございました!

調査に協力していただいたお二方と相川班での記念撮影。

B4 野口

中国貴州省調査

2012-08-29

今年の京都の夏はわりかと涼しやすかったですね。
寝苦しい夜さえなかった気がします。
宮下です。

 
 
さて
先日,中国の南西部と言われる地域のなかにある
貴州省というところに調査に行ってきました。
 
今回の目当ては
プイ族などの壁から屋根から石の民家と
ミャオ族の吊脚楼などと呼ばれる民家
でした。
 


今回見た石の民家は屋根を石板,スレートで葺いているものです。


スレートは時期が来たら葺き替える必要があるようですが
壁に使われている。石材は古いものが残ります。

これら民家はバリエーションが豊富で
木造軸組との関係に魅力を覚えました。
調査家屋もいくらか採ることに


一方,ミャオ族の民家は
礎石を置いた後は
軸組はスギ材,そして壁もスギ板で張り,造作もスギ。
さらには,現在は主屋は瓦葺がおおいものの,かつてはまたは付属屋には杉皮葺がみられます。

こちらは,スギ材といういささか寿命の短い材料のせいか
代謝が激しく,古いものは多く残らない様子でした。

この対照的な材料で,プラン自体は似ているものの
その空間の様相は全く違ったものとなっていました。
 

 そして,最後にみた集落では
その2種類の形式が混ざりあった集落があり
そこの特徴は真壁の石板壁です。

この地域は妻壁の軸組の外観に強い執着をみせ
コンクリートで作った家屋の壁に軸組の絵を描いているものを多くみることができました。

中国で,日本の紹介をしている本を買ったのですが
これがとてもコアで面白そうな内容でした

観光名所など載せず
脇道や,日常を日常らしく撮っています。

さいごに,
関空に帰ってくる
その到着の直前に大阪の紹介ビデオがながされたのですが
なぜか,日本語で,その言い回しが妙でおかしく
どこかで手に入れたいなと思っています。
 
ちなみに中国南方航空でした。
それが見たさに,また中国行くときは,そこを使いたいなと思っています。

佐渡,予備調査・報告講演・ワークショップ

2012-06-08

今回も佐渡への島流しからなんとか無事戻ってきました
宮下です。

今回は帰りの飛行機をとっていなかったので
いよいよ本格的に島流しにあうのではと,ひやひやしておりました

思ってませんでしたが。

さて
いつものように伊丹をたち,新潟に向かい
いつもとは違うルートのようで,おそらく岐阜県上空から

御嶽か?
新潟からはリニューアルし,20分でも乗り継ぎができるようになり,新しくなった小型機で佐渡にむかいました。
今回の調査は関連の行事が夜まで入っており
なかなかゆっくり,酒を飲むことができませんでしたが
勉強になったことは確かでしょう。
予備調査自体はまあ順調でしょう, にすすみ
さらに,私は行ったことのなかった町場にも行け

なかなか刺激の多かったものとなりました。
現地の設計士のかたとのつながりもでき
おもしろい,意義難い調査→報告ができそうです。
また,
関連行事は,
〇佐渡相川の調査の報告会

〇文化的景観ワークショップ
がおこなわれました。
現地のかたも興味深く聞いてくださったようで
今のところ,特別興味のある人しか足を運んでくださってないようですが
もっと広まり,住民のみなさまに相川のまちやその町家に愛着を感じていただければ良いなあ
と思っています。
その後,
佐渡から戻ってからは
先生は東京,東京国立博物館平成館大講堂で講演会をおこないました。

私は
新潟で調査をおこなっていた
檜垣さんと合流し,金沢の花街の視察にむかいました。
金沢での視察は
ちょうど,佐渡の予備調査を終わった流れでいったおかげか
見る視点が定まっていて
いつもより,よく観察できました。
この格子はきれいで新材のようですが,「洗い」してあるようです。
ちょうど「洗い」の話をワークショップで聞いたとこだったので,興味深いものでした。
確かに,新材とは違う趣,磨き続けている美しさがあるのではと思いました。
(個人的にはべたっと大面積に張っているデザイン性は好みではないですが)
さて
今年も何度も佐渡に行くことになりました。
次回の調査はほかの調査チームと日程が重なりますので
刺激をうけ,知見を深めていけたらなあと思います。
そして
いつか,佐渡から帰ってこれなくなる日が来るかもしれない

中国雲南視察7日目(4/3,最終日)

2012-04-17

6日目には麗江から
飛行機で昆明に帰りました。

ホテルで
昆明理工大学の李先生に合流し
お土産に,お茶など素敵なものを頂きました

最終日は移動日です

北京経由で帰りましたので
少しだけ時間が余ったので
市内に地下鉄で向かいました

そのまま
ほぼトンボ帰りで空港に急いで戻りましたが

なんとその日は
なにやら日本中が嵐に襲われたようで
飛行機が遅れ
もっと北京観光できたな,というより帰れるか不安で

わたしはハプニング好きだもんで
なんとなく,楽しんでいましたが
先生は仕事があるので気が気出ない様子でした。

なんとか
深夜に関空には着けたものの
帰れる電車などはなく

ホテルも満員で
空港に毛布を借りて泊まりました。

個人的には
中部国際空港でも泊まったことがあるので
次はどの空港で泊まれるかたのしみです

宮下

中国雲南視察6日目(4/2)

2012-04-17

6日目,次の日は移動日なのでこの日が視察最終日です。

麗江には2泊したのですが
ホテルは麗江古城のなかにあるホテルで

四合院のような配置をする棟がいくつも並ぶところでした。

さて
本日は,麗江の郊外の石鼓鎮に向かいました

この石鼓は揚子江(長江)が360度近く向きを変える
それをみわたすことのできる尾根沿いに集落を構えるまちです。

そこを目指して,途中の集落もきにしながら,
車を走らせ,峠を越えていきました。

最初に現れた集落
海白村

やはり,とういか日干し煉瓦です

石鼓は長江ぞいで

その周りは水(雪解け?)が豊富なようすでしたが
途中の集落はおよそ雨が少なさそうな様子でした。

海西村や
ここらへんの道中の家屋では
木積(?),丸太の校倉造り構法の建物がみられます

そんな寄り道をしながら石鼓鎮につきました

 写真では日干し煉瓦の棟が多いですが
いろいろな外壁が見られました
それは伝統的材料(日干し煉瓦など)のものや
新材料(焼成煉瓦,CBなど)でみられます

雨は少ないものの
雪解け水が豊富なようすが
この写真で見られると思います
さて
現在建築中の建物もありましたが
現場で製材していた様子を動画で貼り付けます
これこそ
日本ではまず見ない光景でないでしょうか
宮下