調査・研究

福建厦門市調査

2013-04-08

引き続き,宮下です。

厦門はコロンス島という各国の旧領事館などの洋館がならぶ島に行きました。

なかなかの観光地のようで
島内にはひとがあふれかえり
お土産屋がならんでいるゾーンがあったり
また,よく結婚記念写真を撮る場所のようで,10組近くになるんじゃないかくらいの新婚さんがいらっしゃいました。

日本領事館もあります。
日本館も欧米各国に合わせて(対抗して)洋風建築です。

立派な教会がありました。

衣装の凝った,デザイン
すっきりしながらも,美しいデザイン
があり,優美な生活であったのではないでしょうか

現在は
どんどん,観光地化まっしぐらです
これも商店にするんでしょうか

その後,厦門市街の繁華街へ行きました。
厦門の市街も洋風,洋風的な建物が並んでいました。
厦門は島なので海が近く,新鮮な海鮮料理を食することができました。

福建客家土楼調査

2013-04-07

爆弾低気圧」などと言いますよね。去年はこの低気圧のせいで,夜中に関空に着き朝まで一泊しました。
宮下です,今年も中国にいってきました。

冒頭のそんな報告は去年の同時期の雲南省調査のブログで報告したと思います。
このときは,毎日の報告のように小出しに書いていましたが。ちょっとしんどいもんで適当にまとめて書きます。
客家土楼・厦門市・蟳埔村蚵壳厝・福州市三坊七巷
ぐらいの4つにわけて書いていきます。

さて,福建省に行ってまいりました。
福建省は台湾のすぐ対岸を含む省であり,
食べ物は薄味で辛くなく,だもんで物足りないときもありましたが
前回,前々回のときのように,腹を壊さずにすみました。

高速鉄道
時間通りに運行していました。

まずはその福建省の客家(客家語を共有する漢民族の一支流/出典:ウィキペディア)土楼と呼ばれる住居をみてきました。

日本から発ち降り立ったところは,福州市という都市です。
そこから,高速鉄道で2時間半弱で客家土楼がみられる地域の近くの駅につきます。

最初の写真にみえるようなものが土楼です
大半がそこに移っている,円形平面,方形平面のものです。
大きさは直径や辺のながさなどが十数mから80m位までのもので
なんというか,集合住宅です。
2〜5階建てで,3階建てのものが特に多く確認できました。

円楼:円形の土楼
方楼:方形平面の土楼

土楼は版築の外壁と木の軸組からなっています。
500年まえからとか700年まえからあると言う土楼もあり,メンテナンスをしながら使い続けてきています。

円楼の内観
(魚眼レンズ)
方楼の内観
(魚眼レンズ)

土楼への入り口は1つ程度で,中心は中庭になっており,住居部分は,土楼の外壁沿いに中庭を向いて並び,土楼全体の規模に関わらず,およそ似たような間口・奥行きをもった部屋でつくっています。なので土楼の規模によって中庭の大きさが変わります。

← 土楼内観 →

そんなところでいいでしょうか
2・30年前に建てたと聞く土楼もあって何世紀も前から形を変えていないのは興味深く思います。

現在も建設中の土楼もありました(観光のため?)
崩れた土楼もあり,
それは,10数年前から住まなくなり,5・6年前に倒れたそうです。
数世紀持つ版築の土楼ですが,雨の多いこの地域では
屋根などの部材を修理,代謝していかなくてはすぐに崩れてしまうようです。

家畜も元気に美味しそうに育っていました。

 中の様子を数枚

卒論提出完了。

2013-02-08

お久しぶりです。B4野口です。

前回書いた年末から、新年初めての投稿も自分で妙な感じですが、
つらつらと書かせていただきます。

去る2012年2月5日、卒業論文を提出いたしました!!!!
提出日まで色々ありましたが、修論に取り組んでおられたM2の方々を始め、
ゼミの方々と雑談、助言も交えながら、無事潜り抜けることができました。

1か月近く風邪をひき続けながらも気力で作業を続ける今井氏(手前)と、
4回生中一番早く卒論が完成し、印刷し終えた論文を確認する山下女史(奥)。





提出後、疲労感と解放感から
机に突っ伏すお二人。



最後は、今井氏曰く「こっちが本編」(笑)という量の付録を刷り終え、時間内に提出することができました。
後は、卒論発表に備えてパワーポイントを完成させるのみ!!
B4 野口

済州島―石積み民家―

2012-12-04

おひさしぶりです,M1の宮下です。

最近,頻繁に調査に参加させてもらっています。
そのなかでも最近の済州島の調査の報告です。

さて
ここの済州島の民家

今まで調査,訪問してきた石積み家屋のシリーズ最新作といったところでしょうか

ブログで報告してないものもあるもんで
おさらいしてみます。

〇長崎市
〇平戸市
〇山口県祝島
〇吉野川市

〇中国雲南省

〇中国雲南省 (日干し煉瓦)

〇中国貴州省
といったところでしょうか。
みたように,石積みといってもその材料や積み方にもよって様々な表情を見せます。
屋根の葺き方も,瓦・金属板・波板・かつて茅葺・石スレートと様々です。
さて
済州島の石積み民家は
こんな感じです
塀は石だけの空積みで
家屋の壁は泥などを塗り込んだ壁となっています。
屋根は茅葺ですが,勾配が異常に小さく
茅の下には泥を練り込んでいます。
石は火山の島のために穴があいているようなものです。軽めです。
勾配の小さい理由は風が強いためだそうです。
実際に行ってみると,
この時期には冷たい風があたり,京都よりもいくらか寒く
この集落からも見えるのですが,風車が並んでいます。
この集落(城邑民俗村)は修景がすすむんでいるので
以下の写真のように外観だけ似せてつくっている家屋がありました。
いささか,変なかんじもしましたが
その材料の使い方や,建て方の変遷を考えると,伝統を受け継いでいるのいい例かもとも思いました。
木造の軸組のものCBのもの:屋根防水済み

完成
簡単に実測調査もしてきたので
いい成果をあげれるのではないかと。
さて,
済州島はなかなか魅力的な島で
建築だけ以外にも自然豊かなところでありました。
が,それらを満喫はしませんでしたが。
民家調査以外にも
東洋一と説明されていた寺院に行きました。

中央の奥が本殿,左が太鼓楼です

海の借景といってもいいでしょうか

だめでしょうか

写真だとイマイチ大きさがわかりにくいですが
圧倒される大きさでした。
木造ではなく,RC造なのですが
こんなものまで

セメントかモルタルで作られていました。
屋根も金属製です
意地でも気は使わないようです。
本堂の組み物はさすがに木のようでしたが
モルタルかセメント版は気泡が見え
火山岩を表現しているのでしょうか
さて,まとまりませんが
そろそろ,帰りたいので結びとします。
済州島
食べ物がおいしかったです。何食べてもおいしい
雲南や貴州とはちがい,のどが焼け・腹壊すほど辛くないし。
キムチが店によって味が違い,しかも食べ放題でなかなかよかったです。
帰って調べなおしてみたら
もっかい城邑民俗村に行きたくなりました。
きっと,近いうちにはいかないでしょうが
それではまた。
M1宮下

実測調査 with B3

2012-10-10

はじめまして!B3の橋本です:)
「3回生にもブログの更新を…」との命を受けまして、女子4名による厳正かつ公平な男気じゃんけんの結果。
普段とブログとでなんかキャラ違う、と一部で噂の私が先陣を切ることとなりました。
拙い文ではありますが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

今回は、京都市南区にある町家さんに調査へ行ってきました。
3回生は今回が初陣。調査道具を持ち、いざ参らん!
まずは地下鉄とJRを乗り継ぎ、最寄り駅へ。ここで京阪組と合流して、てくてく歩いて数分。

すごく立派な町家さんに到着。どきどき。若干、挙動不審になりながら(主に私が)入ります。
調査道具を置かせてもらい、軽く案内して頂きました。吹き抜けの土間には、ねずみがえしと、先輩からすごいと聞いていた立派なおくどさんがありました。土間を抜けて、奥の納屋と離れ、お庭も拝見。とりあえず、広い。表から裏門まで距離がありましたね。

今回は、前回未調査だった母屋の一部と、離れの一部、納屋、庭を調査しました。
3回生にそれぞれ仕事が割り振られ、調査開始!
私は、母屋の未調査部分を担当しました。一カ所は玄関のすぐ上の部屋だったのですが、かなり年代物の梯子(木製、よくしなる)を使うので、最初ひーひー言いながら上り下りしてました…。チキンを露呈してしまい、大変ご迷惑をお掛けしました。
次に、玄関横のお部屋も調査したのですが、ちょうど文書チームが調査をしていらしたので、ちゃっかり話も聞きつつ、一部見つかったものを見せて頂きました。
慶長3年(!)と記された貴重な木箱のほかに、着物の裁断に使う台、着物の端切れといった、昔の生活の知れるものも見せて下さいました。
調査後は飲み物を頂きながら、お家の方と少しお話をして終了。最初から最後まで、細やかなお気遣いをして頂きました。
今回はブログ掲載の許可を頂いておらず、調査写真が載せられないことが非常に残念です。次回以降は許可を頂いて、できる限り写真も載せていこうと思います。

…と、こんな感じでしょうか。
私は基本的に一人で、しかも隔離状態で調査をしていたので、実は他の3回生の活躍をあまり知りません…。み