調査・研究

中国貴州省・調査

2018-10-27

中国貴州省・調査

 

こんにちは。M1の石橋です。

私は夏休みに中国貴州省に行き、少数民族が住む集落の調査を行ってきました。

 

この調査は、現地の建築事務所との合同プロジェクトで

計17人の大規模な調査でした。

 

集落調査は家屋調査と違って、民家形式を把握するだけでなく

水路や井戸、消火栓の位置など人々の生活に関わることを細かく調査します。

その後、通訳を介して村長さんへの聞き取り調査も行いました。

もちろん、実測調査も行いました。

 

私達が訪れた村は穀倉がとても特徴的です。

写真でみてわかるように、高床式倉庫になっています。

そして柱には均等に穴があり、そこに横材が通っています。

その高床式の枠の中に壁を持つボックス状の収納スペースがあります。

柱に通されている横材は乾燥の場所として使われているそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

村に点在している穀倉の中には、

6世帯で1つの蔵をシェアしているものもありました。

高床の枠組みは1つですが、ボックスの内部が6分割されており

入り口も6つ付けてありました。

写真では少し分かりづらいですね、、、

日本では見たことのない使用形態で非常に興味深かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の調査では、中国の文化・少数民族のくらしを

実際に目で見て肌で感じることができて、とても勉強になりました。

 

この調査を行った集落は伝統的な状態で保存し、

日本でいうところの伝建地区にするとゆう方針が国によって決まられています。

日本ほど町並み保存の活動がすすんでいない中国ですが、

今回のプロジェクトが中国全土で行われ、

歴史的な町並みが残されていくことでしょう!!

 

最後に集落の様子を写したものを貼っておきます♪

 

 

 

第一回今庄宿伝建調査

2018-03-18

久しぶりの更新、

大場研究室4回の福井です。

 

僕たち大場研究室は、5月3日〜5日にかけて、福井県にある今庄宿という旧北国街道沿いにある宿場町を訪れました。

今庄という町は、古来より交通の要所として栄え、江戸時代には街道沿いの宿場町として、御茶屋や本陣、脇本陣、問屋などが置かれ、旅籠屋や茶屋、酒屋などが数多く軒を連ねていた町でした。

現在も多くの伝統的な建物が残っており、僕たちはこの場所を重要伝統的建造物郡保存地区に選定出来るのではないか、という期待を持っています。

今回の調査は、その伝建地区のための調査なのです!

 

調査は、2泊3日で、京都府立大学大場研究室と立命館大学青柳研究室、福井工業大学多米研究室の3大学合同で行われました。

まず、他大学の教授や学生との顔合わせです。合計20人程度が集まり、自己紹介をしていきましたが、人数が多くてすぐには覚えられません。

しかも、立命も福井工大も男の学生しかいない。

僕的には、他大学の女の子と仲良くなるチャンスだ!と意気込んでいたのに、、、

 

調査内容は主に、家屋の実測です。コンベックスやレーザー距離計を用いて、家屋の平面図や立面図、断面図をとっていきます。

僕たち大場班は、この3日間で「若狭屋」「北善酒造主屋」「山田家住宅」「西念寺」の実測調査を行いました。

若狭屋は、旧旅籠屋で、建築年代は近世末期まで遡るとされています。平成23年に国の登録有形文化財になった歴史ある建物で、現在は1階をカフェ、2階を多目的スペースに改修して利用しています。

 

 

 

 

 

 

 

北善酒造は、現在今庄に残っている4つの造り酒屋のうちの1つです。建築年代は昭和初期頃で、多少の改変はみられるものの、伝統的な表構を残しています。

 

 

 

 

 

 

 

山田家住宅は、昭和初期に建てられた住宅で、現在は1階をカフェとして活用しています。この建物も登り梁や袖壁、格子等の伝統的な表構を持っています。

 

 

 

 

 

 

西念寺では、平面図をとるのが非常に難しかったです。また、巨大な脚立に登って天井裏を覗かせてもらえたのは貴重な経験でした。

 

 

 

 

 

 

この3日間で他の大学の人とも仲良くなった気がします。他の大学と合同で調査を進めるのははじめての経験だったのですが、それぞれの人がそれぞれ得意な分野があり、その中で協力し合うことが大切だということに気づけてよかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

大阪 富田林の調査

2016-04-13

 

どうも4回生の西尾です。

少し前の話になりますが、3月25日に大阪の富田林市寺内町まで調査に行きました!

今回は立命館大学の青柳先生の研究室と合同で調査をしました。

富田林は町並みがとても良いとこで僕は大好きですね。その写真を載せたいのですが、あいにくブログに載せるような

素敵な写真を全然撮っていないことに気づき、また次回にその町並みなどの写真も載せていこうと思います、、、

ごめんなさい、、、

ブログを再会することになったのがついこの間なので、メンバーの写真も全ッ然ありません!

さて、本題に戻りましょう。

IMG_3591

 

 

 

 

 

 

 

今回はこちらの住宅の調査をしましたっ。空き家ですね。

長い間使われていないということもあり、中もかなり古くなっていました。

IMG_3458

 

 

 

 

 

 

 

玄関入ってすぐ右を見ると座敷の奥に階段がチラリ

階段が急!! 登るのも降りるのも一苦労です。

で、どうやら手前に置いてある箱階段を、この家を改修した際に使うようです。

箱階段の横には、、電話BOX!? なぜ電話BOX??

 住んでいた人が使っていたのか、他所から持って来たのか謎です、、、、

さらに奥に行くと、、、

IMG_3474

 

 

 

 

 

 

 

昔使われていたであろうものがっ

煉瓦なんてオシャレですね。今では中々見れないですよ〜〜〜

こういう物見れた時少し嬉しく感じちゃいます。

IMG_3569

 

 

 

 

 

 

 

階段を上がると、小さな座敷と小屋裏のような部屋がありました。

2階はこんな感じでした。

 

この空き家の調査が終わると、お昼を食べに行ったのですが、その喫茶店がこれまたレトロでいい雰囲気のとこなんですっ

写真はありません笑 次の富田林の投稿の時に載せていきます。ほんとごめんなさい、、、

 

その後、立命館の青柳先生とその研究室の方々と一緒にもう1つの住宅を実測調査し、今回の富田林の調査は終了しました。

こう思うと写真ってとても重要なんだなと、改めて感じます。

これからもHPを見ていただけると、研究室のメンバーやその他多くの写真を見られると思うので

これを見ていただいた方は引き続き、長い目で見ていってほしいと思います!!

 

では、今回はこれにて失礼します!

 

 

佐渡畑野調査

2013-09-23

IMG_4424秋空ですね,佐渡のいつもの宿からみています。

 

宮下です。

この夏,研究室のメンバーも私もいろいろ調査などに行きました。

兵庫県養父市,中国遼寧省撫順,中国雲南省大理,建築学会大会(北海道)そして佐渡,個人的にはこれから小笠原!!

あと毎年ながら,4年生と修士の2年生は中間発表ですかね。

 

私からは佐渡の報告を

さて佐渡にはいままで,前任者からあわせて主な調査地に

両津湊相川上町相川下町相川周辺地区赤泊松ヶ崎...

そして今回は畑野という地区です。

2013年6月予備調査

使い回しの地図ですが

今までは,港町であったり,行政都市的なとこだったり町の性格は異なるところもありましたが

どこも,海岸沿い,海が見える,場所でした。

今回の畑野という町は佐渡の真ん中の国仲平野というところに位置します。

 

さてこの畑野,

伝統的な町家は残存率としては多くありませんが

残っているものには,近世にさかのぼることが確認できる家屋が複数あり,

残っているものは大型のものが多いです。

DSC09949

畑野のまちなみ,大型妻入町家が目立つ

 

P3240145

畑野のまちなみ

昭和48年に道路の拡幅があり,曵いたり切ったりしているので

そういう状況,残るものはいい状態にして残っているのかもしれません。

いやあ,単純に今じゃとても建てられせんぐらい立派だもんでってのもあるでしょうね。

特に佐渡の他の地区の町家とくらべると,構造,意匠ともに太く美しいいいものを使っている様子でしたね。

 

そんな畑野地区,ちょっと研究内容に触れるならば,

妻入の大型町家が目立ち

これは赤泊地区と外観から見ると共通しているのですが

その中身,間取りはおよそ異なるようで

むしろ,他の地区でよく確認できる平入の町家に類するものでした。

赤泊のまちなみ

赤泊のまちなみ

 

今回は相川から30分程だもんで

いつも宿,新ふじにお世話になりました。

いつものごとく最高にうまい飯を食べられました。

なんかもう,新ふじはただいまの場所な感じがします。

今回のメンバーは中西,野口,内田(こんときカメラ),大西,宮下です。

今回のメンバーは中西,野口,内田(こんときカメラ),大西,宮下です。

それでは,また

佐渡松ヶ崎調査

2013-07-29

伊丹ー新潟P7140003

佐渡島に調査に行ってきました。

宮下です。

今回は佐渡島の南の方,本州島の対岸の松ヶ崎という地区です。

2013年6月予備調査

 

この松ヶ崎は日蓮や世阿弥がわたってきた港をもつ町場です。

幕末〜明治には蝦夷地,北海道へ出稼ぎにでる松前稼ぎが主要な産業でした。

調査家屋はこのころのものです。

この松ヶ崎,町場と書きましたがおそらく読者が想像するものよりも

幾分か敷地や間口に余裕のあるものになっています。

階高も低く,平屋建てや「ツシ二階建て」ほどの背の低い二階建てが目立ちます。

佐渡松ヶ崎DSC00070 佐渡松ヶ崎DSC08989

 

そんな松ヶ崎なので

内部の家屋の様子も他の町場の町家よりか,佐渡の農家にちかいものが多く確認できました。

 

調査では

いつものごとく

佐渡松ヶ崎IMG_7939 小屋裏をのぞき,はいり

 

佐渡松ヶ崎P7160043 痕跡をみつけ

 

コメスターP7160046 コメスターを見つけて懐かしみました。

 

今回は相川から遠いということで,いつものお宿には泊まらず

こんなとこに泊まりました。佐渡浦島IMG_3620 

ローコストホテルです。建物に金はかけずに,その分の浮かした料金で料理をいいものに。というようなコンセプトです。

 

 

最終日,午後に少し余裕の時間がいつもできるのですが,

今回は,私宮下は,次の調査地区の予備調査へ

佐渡畑野IMG_8357

次は9月,島の中心部国仲地方の畑野に行きます。

 

そして,

大場先生,そのほかは宿根木重伝建地区へ行きました。

宿根木DSC00800宿根木の家並み   

公開民家「清九郎」のオエ宿根木「清九郎」DSC00875

いささか,調査地区から宿根木さらに帰りの港までは遠いので,時間がとれず十分に見学はできなんだとのことですが,

まあ,やりのこしがある方が旅はたのしいですから。

 

佐渡松ヶ崎調査IMG_7313

 

ほいじゃあ,また

M2宮下